心と体の健康について

サモエドの健康について考えるとき、まず北方の犬であることを忘れてはいけないと思います。本来の食生活、本来の運動など、元々サモエドが営んできた生活パターンと私たちの暮らしとのギャップを上手に埋めていくことがポイントになるかも知れません。

食生活

サモエドは本来トナカイの肉を中心とした肉食であったと思われます。しかし私たちの生活ではペットフードが主流にならざるを得ないでしょう。そこで少しでも良質なフードを選ぶこと、そしてトッピングとして新鮮な肉や野菜を時々与えることで微量栄養素のバランスを保つ努力をしたいものです。
他の犬種同様タマネギやチョコレートは禁物です。また塩分の摂取量も人間とは大幅に異なりますので、人の食事をそのままあげることは好ましくありません。

食事の回数は成犬では1日1〜2回、食事の量は個体差がありますが他の同程度の体重の犬よりも少ないといわれています。
反対に水は他犬種に比べかなり多く飲むので、常にたっぷり用意してあげましょう。

犬本来の食生活を見直し、生の骨付き肉と細かく刻んだ生野菜などを与えようという「生食」理論が広がりつつありますので、そのメニューについてご紹介します。生食メニューへ

運動

生後1歳くらいまでは特に自由運動が好ましいようです。自転車でのひき運動では自然な形での筋肉が付きにくいこと、また常に左側に付けて走らせていると左右のバランスが狂うことが懸念されます。
運動には体を作るという意味の他に、ストレスを発散させ穏やかな心理状態を保つという目的があります。十分に運動している犬はとても落ち着いています。
サモエドで特に注意したいことはまず気温と湿度です。特に夏場の高温多湿な状況では運動を控えるべきでしょう。アスファルトの上での運動もパッドや関節へのダメージが懸念されますので出来るだけ土や芝生、あるいは雪上での運動ができるようにしてやって下さい。
自由運動は平坦な場所を淡々と走り続けるよりも、アップダウンのある場所でダッシュしたり止まったりを繰り返すような走り方が理想です。

病気

サモエドは他の流行犬種に比べればまだそれほど遺伝的疾患が問題視されていません。

それでも目の疾患がいくつか報告されていたり、皮膚病の話をしばしば耳にしますから、今後は遺伝的な因果についても注意していく必要がありそうです。 また股関節のトラブルは大型犬全般に発生する可能性があります。
シャンプーの後アンダーコートまで十分に石鹸分を洗い流して完全に乾燥させるためには数時間かかりますが、それを怠ると蒸れて皮膚病になりやすいようです。
次に多いトラブルは栄養過多から来る肥満とそれに起因する病気です。また重すぎる体重は足腰への悪影響も懸念されますので注意が必要です。糖分や塩分の過剰摂取もトラブルの元になるようです。

股関節形成不全 大型犬に多いといわれる股関節形成不全について詳しく紹介されているたろわんさんのサイトをご紹介します。
検査の方法なども紹介されていますので、ぜひ目を通して下さい。
環境

サモエドの生活環境は本来どうあるべきなのでしょうか?1万年前からサモエドはいわば「室内犬」でした・・・。
しつけというのではなく、「一緒に暮らすルール」に関してはとても学習能力が高いようです。いつのまにかじゃまにならない、困らない同居のパートナーになってしまいますので、一緒にいる限りきわめて問題行動は少ないと思います。
ただし分離不安は強い方です。放って置かれると吠える、穴を掘る、ものをかじるなどのストレスに起因する行動が多くなります。
出来るだけいつも人間のそばにいられるようにしてあげましょう。

快適な気温は20度くらいまででしょう。それを越えると口を閉じることが無くなります。また気温以上に湿度に敏感で多湿な環境ではてきめんに元気をなくします。


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