クリッカーの達人

科学的トレーニングのツールを代表するクリッカー

 動物行動学に基づいた科学的なトレーニングでしばしば登場するクリッカーという道具は、もともとカレン・プライヤーという人が、イルカのトレーニングからヒントを得て犬のトレーニングに持ち込んだもので、正しい使い方をすると自分で考えることのできる犬が育てられます。

犬の知能を育て、好ましい行動を犬が自発的に行うトレーニング

 そもそも近代的な犬のトレーニングでは、犬の知能を育て自発的に好ましい行動を引き出すという手法が中心となりつつあり。軍隊式の罰を多用して強制的に従わせるトレーニングは、その効率の悪さとリスクの大きさから影を薄めつつあります。あくまでも科学的で効率的であること、そして何よりも人道的であることが大切だからです。

オペラント条件付けで100種類の行動を覚える?

 さて、クリッカートレーニングはそういった科学的なトレーニングの代表選手であり、行動分析学に基づくオペラント条件付けを用いたきわめて効率的な手法です。ここでそのやり方を全て紹介するのは不可能ですが、例えばイルカがショーで空中3回転を決めるのも、全てクリッカーと同じ考え方によるトレーニングで行っていると言えば、その良さが解っていただけるでしょうか。
 どんな犬でも50〜100種類くらい行動を何ら強制することなく教えていくことが可能だと言われています。

犬ではなく飼い主の勉強が中心となる

 大切なことはその理論を理解した上で使わなければいけないこと。ですから道具だけで犬が何かを学んでくれるわけではないことを知っておいてください。
 興味のある方はぜひ行動分析学の知識を有するインストラクターの元で、理論とトレーニングを学んでいただきたいと思います。


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