クレートレーニング

安全なお留守番のために

 クレートとは主に室内で使用する「犬小屋」(ハウス)のことです。バリケンなどの銘柄が有名です。そしてクレートトレーニングとはそういった犬用のハウスで穏やかに留守番をしていられるようにするためのトレーニングを言います。犬だけを残して出かけなければならない時、最近増えてきた犬連れのホテルなどに泊まる時、飼い主も愛犬も安心していられる場所を確保しておくことはとても大切な事だと思います。また車で移動する際にも人と犬の安全確保のためにクレートを使用することが推奨されています。もしもの時に犬が飛び出してしまわないよう、そして人間に激突することの無いよう、車に犬を乗せるときもクレートの使用をお勧めいたします。

まずはクレートを好きにさせる

 もともと犬は狭い穴蔵のような場所を好みます。ですからクレートに入りたがらない犬はいないはずですが、無理に入れようとしたり、強引に閉じこめているとクレート嫌いになってしまいます。新しくクレートを入手したら、まずクレートを好きになってもらうところからはじめましょう。
 クレートには犬用のマットやベッドを入れ居心地の良い環境を整えます。決して無理に犬を入れたりせずドアを開けたまま部屋の片隅、どこか落ち着ける場所に置いておきましょう。自分から入ってくつろいでくれればしめたものですが、警戒しているようなら中に噛むおやつやおもちゃを入れてあげましょう。持ち出してしまったとしても気にせず、また中におやつやおもちゃを入れます。入ることに一切の強制や不安感を与えないように気を付けて下さい。
 非常に臆病な犬、或いはすでに強制的に閉じこめてしまった経験がある場合は、例えばバリケンなら上半分を取り外しておきましょう。食事を中で与えるのも良い方法です。

居る時間を延ばしていく

 できる子はその日の内に中で休んでしまうかも知れません。苦手な子は何日も、何ヶ月もかかる場合があると思いますが、焦らず自発的に中に入ってくれるまで続けます。
 さて、入ることに抵抗感が無くなってきたら、中にいる時間を延ばすトレーニングをします。いきなりドアを閉めることはせず、中にいる間に時々ご褒美を与えたり優しく撫でてあげたりしながらクレートを居心地の良い空間として認識させていきます。
 次のステップではそっとドアを閉め、またすぐに開けてあげます。犬が不安感を感じないように徐々にドアを閉めている時間を延ばして行って下さい。そしてドアを閉めてから一瞬飼い主が居なくなり、また何事もなかったようにすぐに戻ってきます。ユックリとクレートのドアを開け誉めてあげましょう。これも徐々に時間を延ばしていきます。

コマンドを付ける

 クレートに入ることにコマンドを付けます。「ハウス」というコマンドが一般的です。犬はすでにクレートに入ることを覚えているわけですから、まさに入ろうとしている瞬間に毎回「ハウス」と言ってあげましょう。そして入ったら誉めてご褒美を与えます。
 次に入る直前に「ハウス」と言ってみます。さらにもう少し手前からハウスと言ってみます。うまく入れましたか?うまく言ったら必ず誉めてあげて下さい。
 例えばマテができるようならクレートの中におやつを入れておいて離れた場所で犬を待たせ、マテを解除すると同時に「ハウス」と言ってみましょう。こういった繰り返しで犬はクレートに入ることをハウスというのだと学習してくれます。
 いつでも、どこでも「ハウス」と言えば自発的にクレートに入ってもらえるようにトレーニングを続けることで、車での移動やホテルなどでスムーズかつ安全に愛犬を管理することが出来るようになります。


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