ケンカ

去勢、避妊の勧め

 未去勢の犬は人間社会においてしばしば困った行動をします。そこら中にオシッコを引っかけるマーキングがその代表的なものでしょう。深刻なのはオス同士の喧嘩です。より強いものがより優れたメスを得るという、動物の本能に基づいた争いなだけにこれを止めるには大変な苦労が居るでしょう。オフ会などに行くこともはばかれるようになります。
 未避妊の犬の場合、ヒート中の臭いは周囲5KM以上届くといわれています。そしてヒートの後も当分臭いが残ります。その臭いは未去勢の犬にとって全てに優先する関心事になってしまいます。狂ってしまうような状況にもなりかねません。したがって外飼いの場合は周囲への影響が大きく、室内飼いの場合はその期間外出を控えることが必要になるわけです。

社会化プログラムを重視する

 従来他犬に攻撃的な犬の場合、トレーニングとしては他の犬に興味を持つ変わりに飼い主へのアテンションを求め、そこで報酬を与えるようなやり方主流でしたが、この方法は管理が目的であり、それだけではいつまでたっても他の犬に対してフレンドリーになることは出来ません。
 そこで管理ではなく社会化のプログラムとしては逆件付けといわれる手法が主流になってきました。具体的には苦手な犬を見ているときにだけ良いことが起きる状況を設定する方法です。おやつをあげたり声を掛けたりするのですが、その際大事なのはストレスレベルのコントロールです。あまりに「いっぱいいっぱい」の状態だとこれはもうパニックですから、何かを学習する余裕など無くなるので、距離を取るとか、刺激の少ない状況を選ぶとかして学習を促進していきます。

愛犬の目線に常に注意を払う
 
 犬は実に多くのサインを出しています。そして喧嘩をする場合の殆どの理由が相手が怖いからですので、殆どの場合、大騒ぎになる前にトラブルを回避するためのサイン、あるいは緊張を緩和するためのサインを出しています。カーミングシグナルという緊張緩和のサインを出しているのであれば、飼い主としてはそれをいち早く見つけて不安を回避してあげるべきでしょう。

 社会化のプログラムと安全の管理を同時に混同して行ってはうまく行きませんので、管理するときはきちんと管理し、他犬を受け入れられるような犬にするためのプログラムは改めてきちんと行う必要があります。


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