お散歩の達人

散歩は運動ではない

 運動不足の犬は欲求不満になり勝ちと良く言われます。そのために毎日長い時間散歩をする方が居ますが、人間の普通に歩く速度では犬にとってそれほどの運動とはなりません。では自転車で走ったらどうか?これは確かに運動量としてはかなりのものになりますが、犬の体には余り良いとは言えないそうです。理想的な運動は自由運動です。全力で野山などを走り回ることが真の運動と言えるのかも知れません。

では散歩の意味は?

 運動ではないとすると散歩の意味ってなんでしょう?トイレですか?それならすぐに済んでしまいますね。また散歩に出なければトイレが出来ない犬にすると、老後や病気の時に困ります。出来るだけ室内でもトイレが出来るよう育てたいものです。
 では散歩には意味がないのか?そんなことはありません。いろいろな環境に慣れるという社会化としての意義や、情報収集の満足感と安心感を犬が得られるという精神安定剤的な意味があります。

散歩中こそ関係を深めるチャンス

 しかし、それ以上にお散歩の達人としては愛犬との関係作りに散歩の時間を活用したいものです。引っ張り癖のある犬の場合なら、それを直すチャンスです。犬が先に行きたがったら黙ってUターンしましょう。その前に犬からお散歩の最速をしてきたら、それに従うのではなく、タイミングをずらして催促していないときに散歩に出ましょう。玄関から道路に出るときには必ず飼い主が先に出て安全を確認してから犬を出してあげるようにしましょう。先に犬が出てしまったらUターンして家に戻ってしまいましょう。
 散歩に行くのを決めるのはリーダーである飼い主の役割です。どちらに歩いていくか決めるのもリーダーの役割です。引っ張られたまま歩いていると、犬はどんどん引っ張る力を強めていきます。犬がリードを引っ張ったら、叱らずに黙って立ち止まってしまいましょう。そして引っ張るのをやめたら歩き出しましょう。また引っ張ったら電信柱になったつもりで立ち止まりましょう。何度でも繰り返します。

散歩コースを決めるとテリトリー意識が育つ

 毎日決まった時間に散歩に行っていると、犬はそれを権利として主張し始めます。時間になったら散歩に行けとせがむのです。出来るだけ散歩の時間は不規則にしましょう。それ以上に大切なこと、それは散歩のコースです。いつも同じ場所を散歩していると、そのエリアを自分のテリトリーだと思いがちです。そこで他の犬に会ったとき威嚇するような場合は極力コースをランダムに毎日変えていくと良いでしょう。テリトリー意識が少し薄れます。


臭い取りとトイレをコントロールしよう

 散歩中は勝手に動いて良い時と、しっかり横に付いているべき時をはっきり分ける練習をしましょう。農薬や毒いり団子による事故を防ぐためにも、これは大切なトレーニングです。解放コマンド「オッケー」を出したときは自由に臭いを嗅いでも寄り道しても良いが、「ツイテ」と言ったときには寄り道せず横について歩くようにメリハリをつけて教えていきます。トイレもまた人間側の都合で、して良いところと悪いところがありますから、トイレコマンドでコントロールしましょう。具体的には人の迷惑にならないところでトイレをさせるということですが、練習方法は簡単です。トイレをしている最中にコマンドを乗せ続けていれば良いのです。「トイレ」でも良いし盲導犬が使う「ワン・ツー」でも良いと思います。長くても2ヶ月もしないうちにコマンドを理解してくれるはずです。


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